黒色エラストマー断熱材 vs アルミ外装ロックウール:その違いとは
黒色エラストマー断熱材 vs アルミ外装ロックウール:その違いとは
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同じ工場内の配管を歩いて見てみると、滑らかな黒い材料で覆われた配管もあれば、ロックウールの上に光沢のあるアルミ板を被せた配管もあります。この違いは見た目の問題ではなく、各箇所が実際に必要とする性能に材料を合わせた結果です。
エラストマーフォーム断熱材とは
黒色エラストマー断熱材は独立気泡構造の合成ゴムフォームから作られ、別途の防湿層を必要とせず自体で防湿性を持ちます。柔軟性が高く、特別な工具なしで複雑な形状の配管や継手に簡単に切断・巻き付けができます。

アルミ外装ロックウールとは
ロックウール断熱材ははるかに高い温度に耐え、蒸気配管や非常に高温の流体に適していますが、繊維自体が直接水に触れると湿気を吸収します。そのため雨・衝撃・紫外線から守る鎧としてアルミまたはステンレスの外装材が必要です。

主な違いの比較
- 使用温度範囲:エラストマーフォームは冷間〜中温域に適し、アルミ外装ロックウールははるかに高い温度に対応し、蒸気や極高温流体に適する
- 防湿性:エラストマーフォームは独立気泡構造で自体が防湿性を持つが、ロックウールは外装材が隙間なく密閉されていることに依存する
- 耐候性・耐衝撃性:アルミ板は露出した黒いフォーム表面よりも日光・雨・衝撃に優れた耐性を持つ
- 複雑形状への施工のしやすさ:エラストマーフォームは柔軟で複雑な継手に巻きやすく、アルミ外装ロックウールは配管形状に合わせて外装材を成形する必要があり時間がかかる
- メンテナンス性:頻繁にアクセスが必要なバルブなどの箇所は、どちらの永久施工よりも脱着式断熱ジャケットの方が適しており、毎回解体する必要がない
用途別の選び方
- 冷水配管、空調配管、結露リスクのある箇所:防湿性が内蔵されているエラストマーフォームが適している
- 蒸気配管、高温オイル配管、エラストマーフォームの耐熱範囲を超える箇所:アルミ外装ロックウールが必要
- 屋外で直接日光や雨にさらされる箇所:どちらの断熱材を選んでも外装層が必要
まとめ
黒色エラストマー断熱材とアルミ外装ロックウールは工場全体でどちらか一方を選ぶ競合品ではなく、各箇所の温度と環境に合わせて使い分けるべきものです。Centrotec のチームが各配管システムに適した断熱材選定をご提案し、施工も承ります。ご相談・お見積りはチームまでお問い合わせください。