セラミックファイバーの実際の耐火性能とは?実際の炎を使った試験で見る
セラミックファイバーの実際の耐火性能とは?実際の炎を使った試験で見る
仕様書に「セラミックファイバーは1,260〜1,430℃に耐える」と記載されていても、多くの人はその数字を読み流してしまいます。しかし実際の炎と温度計を使った試験を目にすると、その数字がどれほどの意味を持つのかを実感できます。

この種の試験で何を行うのか
一般的な非公式試験では、セラミックファイバーのブランケットやボードの片面にガストーチの炎を当て、反対側の表面温度を非接触型の赤外線温度計で測定します。直接炎にさらされた側から反対側に熱がどれだけ伝わるのを防げているかを確認するためです。
なぜ反対側ははるかに涼しいのか
セラミックファイバーの構造は細かい繊維が層状に織り込まれており、材料全体に無数の微小な空気の隙間が存在します。この閉じ込められた空気が熱伝導による熱の移動を効果的に妨げるため、片側の炎からの熱が材料を通って反対側に伝わるまでに長い時間がかかります。材料が厚いほど、その時間はさらに長くなります。
この種の試験で分かること
- セラミックファイバーが仕様書上の数字だけでなく、実際に熱を遮断していることを目に見える形で示す
- 同じ材料の厚みの異なる性能を大まかに比較できる
- 外表面温度を制御するために必要な厚みを見積もる大まかな参考情報として使える
この種の試験で分からないこと
- 実際の産業用炉のような、何時間・何日にもわたる連続使用の実運用条件は再現していない
- 薬品への接触、振動、湿気といった現場の他の要因の影響は反映していない
- 工学的な参照に直接使える数値を出す標準化された試験ではない。製造元の公式仕様と試験基準を主な参考とする必要がある
まとめ
炎と温度計を使った試験は、セラミックファイバーが実際にどのように熱を遮断するかを目に見える形で示してくれますが、実際の使用選定には仕様書と専門家のアドバイスを引き続き主な根拠とすべきです。Centrotec は複数のセラミックファイバー製品を取り扱っており、実際の使用温度に適した厚みとグレードについてご相談いただけます。今すぐチームまでお問い合わせください。